3月21-22日鳥取で小水力発電所、地域振興を見てきました。

21日の休日、訪問先にはご迷惑をかけたのですが、別府の発電所、昨年の開所式には豪雪で参加できず、1年経過した雄姿を拝見しました。元の絵と比較すると、今の水圧管が埋められた方式との違いが分かります。効率がよくなりました。この夏には、60年働いた発電機と水車、隣接地に建てる建物に収容されるはず。
 そして落差の大きい大村発電所もできて1か月の雄姿を拝見できました。
 その後、経営大学校卒業の2期生・澤井さん、地域リーダーの鎌谷さんに会いに行きました。翌日の22日の昼食、久しぶりに訪問した大江の郷、平日にもかかわらず、大変な数のお客さん。右の建物が古いものですが、これを圧倒している2階建ての建物・1階のお土産・2階の多分200席以上あるのではと思われるレストラン、さらに左は建築中の宿泊施設(?)、過疎の村に大変な集客力を持つ施設、驚きました。この地域の農業、畜産クラスターによる酪農場、そして澤井さんが研究する家族経営型の和牛繁殖生産、これらがさらに動き始めることを期待して帰りました。

田中駒男先生を偲ぶ会3月17日の土曜午後、早大3号館、に出席しました。

お世話になった田中駒男先生を偲ぶ会、ゼミ生が開いてくれました。500名を越える田中ゼミの卒業生、連絡を取り合って200名を越える方々が参加されました。先生の教育、偉大さを思います。田中駒男先生の学恩

に感謝。堀口も発起人会に加わって、お別れの言葉、を述べました。また先生の業績等を参加者に見えるように並べました。ご家族からは先生が整理されたゼミに関わるアルバムの提供、さらに先生が出された毎年の年賀状や寒中見舞いの文面を印刷されてゼミ生に配布いただきました。先生はよく整理し保存されていました。

2月16日沖縄の今帰仁村の、あいあいファームを訪問しました。

6次化の授賞対象に決まった、あいあいファームを訪問した。廃校の湧川小中学校を借り受け、カフェ兼売店、加工場、研修室、さらに教室を二つに分けていくつもの部屋を確保したホテル、レストラン、校庭の一角にはハウスや有機栽培の農地。雨でも外で楽しめる施設。さらに農地や果樹園を地域で借り受け、ビニールハウスも経営し、食材の供給に取り組んでいる。雇用効果も大きく、多彩な活動と施設、農と食を基礎に展開するファームは、賞に値することを確認した。賞及び内容は3月1日午後の授賞式で発表される。
これから島の在来種の大豆を栽培し、島豆腐と醤油に取り組み、この4月からは提供する食事は沖縄料理を基本とすることに納得。外国人のお客さんもすでに多く、これからおおいに伸び、今帰仁村に多くの人を引き付けることになろう。うれしい。



2017年11月に荒木さん、鎌田さん、訪問しました。

全国農業会議所の新規就農の仕事で日本農業経営大学校1期生の、兵庫県たつの市・荒木さん(写真1枚目)、同豊岡市・鎌田さん(写真2枚目でご本人は茶色の作業着)を、それぞれ、訪問しました。早大の西原さん、学生二人、そして農中金支店の方も同行して、話を聞きながら現場も見せていただきました。聞き取り後の懇親の場では、さらに突っ込んだ話も。
お二人は雑誌『現代農業』で数回紹介(直近は2017年10月号)していますが、着実に経営を展開されています。会議所の新規就農事例調査の結果は近くオープンになるので、お二人のこともそれで見ることが出来ます

イナゾーファームのトマト、日本橋浜町の成城石井店で見つけました。

10月11日、小さな成城石井店だからないかと思ったら、あった!棚にあるトマトの中では一番売れ行きがよいのか、私が購入したら少ししか残らないくらいでした。最後の時期のトマトでしょう。孫が食べて、少し皮が厚いものの、味がよい・美味しい、と3人とも述べていました。大学生・小3・幼稚園年少組の孫です。うれしいですね。

現代農業10月号で荒木・鎌田さんそして東北のご夫婦の経営を紹介しました。

なかなか本文を読む機会が少ない方々に読めるようにしました。昨年10月号のそれも読んでください。このサイトの中に載っています。新規就農した人が立ち上がりで苦労しますが、それらを紹介しています。



表に堀口が鉛筆でメモを入れていますが、気にせずに読んでください。

校長室前のバケツ稲、今年はよい出来です。群馬の金谷さんに感謝します。

一気に花が咲いて穂が着きました。この数日の間です。8月29日に慌てて写真にあるように鳥脅しの赤いテープをたらしました。左の二つに勢いがあるのは、バケツの土が長い歴史を持つ早大エクステンション本館屋上のそれだからです。受講生が有機物を毎年春に入れてくれていた、その成果が出ています。

校長室前のバケツ稲、群馬の金谷さん提供の稲が活着しました。

今年は何故か種もみの芽出しに失敗。ために急いで6月下旬に急遽、プロの苗を送ってもらいました。
活着しました。ホッと。左の大きなバケツは、早大ベランダ講座で10年以上、毎年山崎先生と受講生が
養生してくれた土です。栄養過多かも・・・・

3月に土佐ジロー、小松圭子さんを訪問できました。

堀口ゼミの出身、早大政経の1年の時からその頑張りと活躍を知っている小松圭子さん、
ようやく、妻と3月に安芸市夢楽を尋ねることが出来ました。小型のレンタカーでよかった。何回も言われていたことでしたが、すれ違うのが大変な県道を30分走っての集落。しかしすれ違うのは地域の方の軽トラが多かったし、また、皆さん、こちらを配慮してくれたので、無事、夕方には着。
その前に圭子さんの出身の、愛媛県宇和島・遊子の段々畑を見ることが出来ました。畑だったのを戦後に石垣を積み水田にしたとか・・・今は野菜を主に栽培を継続している!1枚目の写真がそれです。膨大な労働の投入、それを守って活用する地元の農漁業者、モノレールがありますが、人間は足で・・・横這いしかできない狭い畑もあり、その努力、工夫に感心しました。
温泉につかり、彼女の応援で焼き鳥。その前の鳥刺し、トサカまでおいしくいただきました。それらの焼き鳥も絶品。焼き方もうまいのですね、会話も盛り上がりました。さらに鳥のすき焼き、最後は自慢の親子丼で締め。口福も会話福もと、満足の日でした。
翌朝は忙しいご主人の話も聞けました。県の推奨品種である採卵用の土佐ジローを、オスを主に食鳥として育てる工夫、大変だったのでは。適度な運動をさせるための棚作り、今はエサ米を含む飼料のやり方、これらを完成形にするのに10年はかかったのではないか、と思います。防疫の関係で鶏舎には近づけませんが、これらに取り組む若い人がこの後、どんどん続いて限界集落から人の集まる地域に発展することを確信しました。
村奥には小水力発電の廃屋がありましたが、これを再興させようと頑張っているとのこと、なんとか関係者の同意を取って固定買取制に乗せることを期待したい。