雑誌『農林金融』5月号に全農おおいたの労働力支援システムを紹介しました。

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話題になっていますが、パートナー企業により労働力を広く集め、農作業を請負で行い農業を応援する仕組みであり、地域創生の考えです。
全農はこの方式を全国に横展開したいと、積極的なのは大いに注目したい。
大分では菜果野(なかや)という土木系の企業と組み、彼らのやり方である:登録者の特徴を把握しての組を作って請負作業に向かうやり方を農業面で開発しました。直接雇用ではなく、派遣でもない。
請負だから、こちらのペースで約束した収穫なり定植を行えばよいので、派遣された組のチーム力が発揮され、ハンデイの人も戦力を発揮できる。ただ仕組みの中のリーダーの役割は重要である。
登録しやすくして、色々な事情(引きこもりとかいわゆるミッシングワーカー)のある人もまずは請負のやり方でチームに入り、給料を稼いでもらう方式で、農福連携の考えにもつながります。
他方、全農の力で収穫物の請負・契約にして事前に価格を設定し、作業委託する依頼者の農業者の経営を安定化させます。この仕組みもこの方式の大事な特徴です。
この農中総研の農林金融は、雑誌が刊行された時点で、ネット検索によりすぐに読めます。今回も連休明けの刊行でしたが、すぐに読めました。ネット検索で、農林金融5月号、と入れて下さい。

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