2月16日念願の今帰仁村中央公民館を再訪できました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

鹿児島大学勤務の時に、象グループの依頼で沖縄県今帰仁村の農業・農村調査を学生たちと行った。他の調査も並行してなされていたが、これらを踏まえて、彼らは風の通る開放型の公民館を建て、建築新人賞を受けたのである。堀口の名前も最後のところに載っている。40数年前の話である。
今回、6次化で受賞が決まった、あいあいファームを審査委員長として尋ねたが、その折に中央公民館を訪問できた次第。感激!
その当時、エアコンが付いた締め切り型の建物が増える中で、早大吉阪教授の流れを組む象グループは新しいコンセプトで公民館を建てた。その公民館は今も機能していることを確認できたのである。ただ当時屋根の上に展開していた蔦は、今は写真のように建物の端にのみにしか残っていなかった。屋根を痛めるため取り去ったのである。

劇場風の庭を取り囲む公民館の建物、そして廊下は外にあり、柱がフェンスではなくむしろ人々を受け入れる回廊になっていることにあらためて感激を覚えた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です