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1月7日に広島県三次農協(村上組合長)の小水力発電を見てきました。

中国地域に多分、3か所ある垂直型(落差があまりないので斜めの水圧鉄管を使用しない)の
一つの河戸(こうど)発電所、現在、すでに固定買い取りに乗っています。昭和39年に作られ地元農協(布野農協)が管理していたが、水没したりいろいろ苦労して運営。平成14年に三次農協が自前で発電機を2台に置き換え、最大出力150kW。これを前提に、交渉して25年から固定買い取りの対象に。ただし発電機取り替えから計算して、残りの10年のみ固定買い取りの対象に。それでも3倍の価格になったので収支が劇的に改善。
もう一つの天神発電所は買い取りの対象にすべく、いろいろ工夫している最中。

今回は広島県立大と協力して、地域の産業として、集落営農と発電所等を、堀尾・岡田・柏の諸先生らと同行して見学、今後、アカデミックの分野から応援する仕組みなど、協議しました。
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11月28日の早大での就農トークライブ(続)

新規就農を考える学生や農業法人に先ずは雇われて次の展開を考える学生諸君が、多く参加してくれました。
迫力ある話をしてくれた小松圭子さんはすでに写真を載せたので、次は学生に1番人気のイオンアグリ創造の福永社長。企業から見た農業経営、だが、「農業には志が必要」から始まって農繁期と農閑期がある農業では変形労働時間制が必須と。都会の企業では考えられないが・・・・。続いて堀口は農業MBA的なカリキュラムを持つ日本農業経営大学校の解説。大卒後の2年間、全寮制で就農の準備を説明し、政府の助成金2年間の300万円で授業料と寮費を賄っている学生の実態を説明し、こちらへの進学を勧めました。写真は、額にマネジメントの鉢巻きまでして解説する堀口?というか、この角度で撮った写真家に驚きました。背景がそのカリキュラムの一環。最後は全国農業会議所の事務局長の柚木さん。正確に就農のために必要な手続き、応援する助成等の支援制度など、丁寧に説明してくれました。質問票を配布して多くの質問が来ました。さらに終了後にも多くの質問が直接に。
20151207トーク福永
20151205トーク堀口
20151208柚木さんIMG_4600

11月28日早大・キャリア選択としての農業トークライブ、成功でした。

応援いただいた方、出席いただいた方、すべての皆さんに感謝します。質問表も多く、いろいろな疑問に応えることが出来たと思います。参加者には農楽塾の現役生や、かたや卒業生・社会人、さらに他大学生、大学院生、そして所属学部は様々でした。
今後アンケートを集計して、出席者の関心、また農業選択の際の課題・難点など、分析し主催した研究所のサイトに発表する予定です。
報告は皆、内容のあるものでしたが、土佐から長駆、早稲田に来てくれた小松圭子さんが一番インパクトがあったようです。写真で示します。
20151206トーク圭子
20151206畑山圭子

早大で「キャリア選択としての農業・トークライブ 君も農業経営者になれる」を11月28日土曜13時から開きます。

高知から土佐ジローで著名な小松圭子さん、また学生から多くのエントリーシートが出たイオンアグリ創造の福永社長、さらに
就農への支援に詳しい全国農業会議所の柚木さん、そして私と、トークライブですから、質疑・ぶら下がり質問、歓迎です。
周りの方にもご紹介ください。他大学生、社会人、みな歓迎です。
下記をクリックすると、プログラム、申し込み方法などのチラシが表示されます。

20151128キャリア選択としての農業・トークライブ

農業に必須のマネジメント、ファイナンス、マーケット戦略等を講義する日本農業経営大学校

伝統的に農業の職業教育は栽培実践だとする考えが日本では強いが、農業経営者は理系だけではなく文系の知識を持たなければならないと私は考えている。「百姓」という多面的人材である。これは農業法人を経営する人たちの共通の思いであり、廃校にさせられた農水省の農業者大学校の多くの卒業生が共感する思いだと思われる。それらの期待を踏まえ、3年前に開校しこの3月に第1期の卒業生を出した日本農業経営大学校、その校長として20151001大学生用ポスター社会発信を続けている。