校長をしている日本農業経営大学校、この時期はうれしいことが続きます。
就農目的の若者のみが学ぶこの学校は、3月8日の卒業式で4期生16名(内、女性2名)が業を終えて就農し、4月6日の入学式には6期生16名(内、女性5名)が入学しました。取材記者は「素晴らしいですね、女性が5名も」といわれたので、もちろんうれしいが、半々が当然なのですよ・・・と答えたらびっくりしていた。女性も努力し工夫すれば農業の経営者になれる、という雰囲気は、若者にはかなり共通している。農業の6次化や販売の工夫など、女性のセンスがより強く活きるかもしれない。
2年・全寮制の、就農を目的にした教育機関、規模は小さいが、成功する農業モデルを卒業生が大いに作り出してほしい。実際に卒業生はその芽を作り出している。若者に期待するところ、大である。