12月6日は早大エクステンションの講座の「ベランダで農園を」の最終講義日でした。

毎年春と秋学期に開いているこの講座、受講生がエクステンション本部の屋上に設けたコンテナーで稲や野菜等を栽培し、収穫しています。近く、残った収穫物で集まって料理し味わうとのこと。本当にベランダで農園を開けるのでこの講座は人気です。1月以降になれば2015年度の講座が、エクステンションのパンフやインターネットで公開され申し込みを受けることになります。堀口は農協から提供される「もみ」と解説書(全国の小学校がクラスで取り組んでいるものと同じです)を使い、受講生が自宅でバケツ稲に取り組むのを応援しています。DSC00954DSC00960

12月5日の大隈庭園、被災地で収穫されたモチ米で餅つき、渡辺生産組合長他と一緒に味わいました。

4年目にしてようやく、除染された1.2haの田からうるち、もちを収穫。平均は9俵でしたが、ある品種は12俵弱も。数時間かけて仮設住宅から通っての栽培の成果。周りはセイダカアワダチソウと除染の土を入れたフレコンの山の中での、回復した水田の成果であり、豊作です。しかし市販ではなく政府備蓄米へ。それでも市販がこれで可能になりました。全量検査で基準値以下。美味しいお餅を、田中前副町長、渡辺生産組合長の講義を受けた後の学生諸君とともに、味わいました。この後、仮設住宅でも味わうとのこと。福島の被災地と大学との交流、盛んにしなければと、と思いました。DSC00949

大潟村の松橋農場・ファームナイト、11月29日に国際ビル地下の「にっぽんの・・・」で開催

うれしいですね。早稲田大学農楽塾出身の松橋夫妻、今年の酒米で作った「農醸」、そして美味の野菜や鍋、稲庭うどん以外はすべて農場産を味わう機会を東京で設けてくれました。清酒、3種類も飲みました。そして料理も堪能しました。同夫妻の友人、知り合い、サポーター、ですが、生産者と消費者が直に結ばれるいい機会です。持ち込みを料理してくれるレストランが帝劇のあるビルの地下にあるのもうれしいですDSC00929DSC00930