『再生可能資源と役立つ市場取引』が2014年3月20日に御茶の水書房から出版されました。 再生資源を過剰利用等から引き離して望ましい利用等を維持しつつ、そのための水利権や漁業枠、 生産枠や直接支払受給権などを市場で取引することで、望ましい担い手や利用者に渡るようにする 方式を議論しました。ただし取引市場のプレイヤーを制限し誘導が必要なことも強調しました。 すでにアマゾンや楽天でも注文できます。 なお著者の一人である鷲津明由さんの名前が、執筆者紹介以外では、亜由、になっています。お詫びし訂正します。
大分県富士緒井路土地改良区の白水ダム、右側の様子が先回の写真では見れないので、別の写真を載せます。 堀口のカメラでは1枚にうまく収めきれない。非対称のため池の堰堤、構造や耐久性など、いろいろ考えたようですが… 何よりもその美しさが有名です。
念願の大分県富士緒井路土地改良区の白水ため池を訪問しました。 水と農業用ため池の構造物が織りなす、水の芸術、とでもいうべきでしょうか。半世紀も前にこれを設計し作り上げた先人のセンス、設計技術、すべてに感動。 これの下に、水田と、100年(37年前に更新)と30年を経過する2基の発電所が働いています。この様子を調べに行ってきました。小富士村と緒方町とに関わるので富士緒です。井路とは水路、なお、はくすいダム、と呼ばれますが、規模からいってダムではなくため池、それも農業用に作られました。先人の偉業、実感です。