東大農学部で3月19日13時から外国人問題のシンポ

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シンポジウム「外国人技能実習生制度の改正と今後の行方」

1.趣旨 高齢化・人口減少の下、外国人技能実習生の導入が急増している一方、それに伴い様々な問 題が発生し、昨年度は制度改正が行われたところである。技能実習期間はこれまでの3年間か ら5年間に延長されたが、その適用条件は厳しいものとなっている。また、中国に代わってベ トナムが最大の送出し国になるなど、国際労働力移動という点でも大きな変化が生じている。
本シンポジウムの目的は、そうした最新の状況を把握し、シンポジウム参加者の間で情報を 共有するとともに、外国人技能実習生制度の今後の行方について議論を行うことにある。農業 だけではなく、漁業と製造業の実情についても報告をお願いするとともに、労働力問題の2人 の専門家からもコメントをいただくことにした。この問題にご関心をお持ちの皆様方にとって、 本シンポジウムが実り多きものとなることを期待している。

2.日時・場所 日時:2018年3月19 日(月)13:00~17:30(受付開始 12:30~)
場所:東京大学農学部弥生講堂アネックス(地下鉄南北線東大前駅下車・徒歩3分) 農学部正門を入ってすぐ左手の建物です。

3.報告内容とタイムスケジュール
13:00~13:05 開会挨拶:堀口健治(早稲田大学名誉教授)
13:05~13:15 趣旨説明:安藤光義(東京大学)
13:15~13:45 現時点の農業における外国人労働力の重みと技能法・戦略特区以降の変容 :堀口健治(早稲田大学名誉教授)
13:45~14:15 ベトナム国における外国人技能実習生送出しの実際と実習帰国者の動向 :軍司聖詞(早稲田大学非常勤)
14:15~14:45 漁船漁業における外国人技能実習生への依存と海技士不足 :佐々木貴文(鹿児島大学)
14:45~15:15 自動車部品製造業の技能実習生雇用:上林千恵子(法政大学)
15:15~15:30 休憩
15:30~15:45 コメント①(長期的視点からみた農業における技能実習生受入の変化) :松久勉(農林水産政策研究所)
15:45~16:00 コメント②(情報遮断下の安定) :加瀬和俊(帝京大学)
16:00~17:30 総合討論(司会:安藤光義)

4.問い合わせ先 東京大学大学院農学生命科学研究科・農政学研究室 安藤光義 TEL&FAX:03-5841-5322 E-mail:ando@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

本シンポジウムはサントリー文化財団の後援を得て、東京大学と早稲田大学が共同開催する ものです。参加費は無料です。事前登録の必要もありません。 ご関心のある多くの皆さま方の参加をお待ちしています。

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