2013年11月末に屋代村塾20周年、村山のバイオチップ工場、遠野でのひつこそば講習会と忙しく。

山形県高畠町の屋代村塾20周年を塾長として、安部三十郎米沢市長、共生塾の星寛治さん、の来賓を迎えて、みなで祝いました。今年は東北芸術工科大学の先生が300名近くの学生と一緒に2週間、村塾を使ってくれました。来年も…ということで農家との接点を設けることになりました。次は寒河江市の葉山村塾の塾長として15年を祝うべく佐藤庄右衛門さん宅に伺って皆さんと交流。
その前に、鈴木精二さんの車で寒河江に向かう途中、村山市のバイオチップ工場を外から視察。日本では古い工場ですが、パルシステム東京の直接購入の対象自然エネルギーですが、なかなか難しいらしい。安定したチップの集荷が課題か? 市内の有名な、あらき屋さん、で板そばを、美味しく煮付けたにしんとともに味わったのは印象に残ります。
寒河江市では講演の前に、担い手の若者たちとハウスのバラ園およびリンゴ園の2経営を回りました。さくらんぼも経営していますが、選定の枝は燃やしているとのこと。チップ工場は、持込みだとのこと(チェックの必要あり)、産業廃棄物のコストよりは低いらしいが・・・・・寒河江では燃やし、灰の有効利用とか。チップが不足しているのに…とも思いました。この課題は急いで研究する必要がありそうだ。少しおいて、岩手・遠野で6次化の講習会で、民宿の女性経営者たちが地元のひつこそばを学んでいました。おいしい。

20周年を記念し屋代村塾創設者の大塚先生のお墓に詣でました。芸術工科大の学生も参加。

20周年を記念し屋代村塾創設者の大塚先生のお墓に詣でました。芸術工科大の学生も参加。

村山氏のバイオチップ工場。ここはガス化して利用。

村山市のバイオチップ工場。ここはガス化して利用。

寒河江土地改良区を久しぶりに訪問。高橋理事長と再会、この学習用の水車発電から現在は本格的な小水力発電を調査中とのこと。

寒河江土地改良区を久しぶりに訪問。高橋理事長と再会、この学習用の水車発電は早くからの歴史的取り組み。現在は本格的な小水力発電を調査中とのこと。落差よりも流量で。

本当はそばが3皿ですが、今日は皿が足りず2皿。そばつゆと卵をかける。海苔、笹見、シイタケを入れて…美味です。

本当はそばが3皿ですが、今日は皿が足りず2皿。そばつゆと卵をかける。海苔、ささみ、シイタケを入れて…美味です。

農地中間管理機構と基盤整備事業の受益者負担を国が負担!

国会にかけられようとしている農地中間管理機構は、自ら土地改良区の組合員となり、国等による事業費補助残を国がさらに負担するとしている。画期的である。これなら放棄地を含めて団地化した優良農地となる。また借り手の機構が負担するのも、土地改良区の組合員は貸し手なのか、借り手なのか、の議論にあるべき方向を示している。

だが借り手を公募として農外企業も同等に扱うべき、とする議論が入り込んでややこしくなってしまった。

風力発電を含め、再生エネルギーは地域のものだ、という自治体首長さんの集会が昨年、6月にイイノホールで開かれた。
小水力発電も、水利権を大事に守り、水利を担ってきた土地改良区や水利組合がまずは担い手であるべきなのに、
固定買取制の導入で利益があがると見るや、企業等も狙っているようである。
同じ構図にならないか、心配である。
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山形県小国町ではバイオチップを町役場の暖房に充てている!小水力発電等の調査にも。

2013年9月18日に、すでに総務省・域学連携で現地での合宿勉強に入っている学生と合流。写真は町の森林組合が経営する製材所を訪問して、チップの生産量や出荷先を勉強。年間700トンの安定需要が役場の暖房用。そして製紙会社に売るチップ。C材、D材はそれに充て、A材、B材を建築用に出す。これらの材はすべて町内森林から。この後、小水力発電の計画をお聞きし、非かんがい期の水利権取水量を増やして発電量を増やすことができないか、などを相談しました。皆さん熱心で学生も煽られていました。地産地消か地産都消か…今後の議論です。

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棚田と観光をテーマとする棚田学会、輪島のキャンドルと多くの参加者

昨日のこのブログで写真を見せましたが、これが3万個、並べられ壮大な夜景になったのは、関係サイトを見ていただくと今でも見ることができます。写真でみた太陽電池とLED、一個500円だそうで大量注文だからこの価格なのでしょう。自動的に4時間で切れ、その間、30分ごとに色が変わる仕組み。曇りでも3日間、持つ。

棚田の上に国道が走っているので、盗難にもあわない?

会場からの質問に答えて、大勢の訪問客の整理は、まず、自動車での接近を認めず、道の駅に誘導、そこで整理券を購入、シャトルバスに乗ってもらう。花火大会と異なりキャンドルのみに来る客はある時間帯の中でバラバラ来るので、コントロールしやすかったようだ。ただ200円は安く、キャンドルの費用も含めて公的な支援でイベントを実行した模様。

観光で棚田を維持するには、バリ島の事例や公的土地所有の上で地域に入る人に道路の「関所」で入場料を取る中国の方式なり、さらなる工夫が必要に思われた。

天狗岩用水発電所の4台の発電機の写真、このサイトのトップにも出しました。。

ようやく写真を載せることができました。農業用水の場合、稲作用の水利権は時期により取水量の上限が異なるので、どの規模の発電機を設置するか、むつかしい課題があります。構造上の問題にもかかわってきます。20年以上も前に設置されたこの発電機は、固定型で4基設置、水の多い稲作の代掻き時は4基のフル運転、冬場は取水できる水利権の量が少ないので、一基だけの運転です。

発電機としては、年間同一レベルの水量が確保できるといいようですが・・・・・それでも水量が変化するのは当然ですが、その程度の変化に対して、発電機は対応可能だと推測しています。これが大きく変化する場合、どうしているのか、知る必要があると認識しています。今では発電の水を受け止める羽根の角度を変えるとか・・・・・。

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アグローカルスクール、人材育成の課題で堀口も応援しているので紹介します。

http://www.aglocal.jp/curriculum/

2013年度 年間スケジュール|カリキュラム|ワセダ アグローカルスクール|「食べる資源」を活用した新しいビジネスをするための学校

www.aglocal.jp

カリキュラム|ワセダ アグローカル スクールは日本の豊かな「食べる資源」を活用し、楽しく夢のある新しいビジネスをするた