経営大学校1年生と千葉の和郷園を訪問

財団の理事も務めていただいている木内さんの和郷園、今まで伺っていなかったので堀口も同行。農事組合法人の多くの組合員農家と組んで、実に多様な経営をしておられる先進農業経営、いやむしろ総合農業事業体ですね。
スーパーや生協に加工野菜や冷凍の形でおさめ、また小売での廃棄野菜を受けてたい肥に、そのための一般廃棄物の集荷の免許も取っておられる。産業廃棄物の免許は取りやすいが、一般廃棄物の免許をいくつかの通過自治体の許可、よくとられた。数年かかったと!ハウスのトマト、溶液栽培だが、このように根の下にスクリーン。
これはメビオール社のフィルム農法。早大時代、医療から入ってきたこの微細なフィルム、ウィルスも通さないので、中近東で海水を真水に…などの売り方など、苦労された大学発のベンチャーで、一緒に議論した記憶があります。これが今はフルーツトマトに。水をなかなか通さないので、トマトにストレスを与え甘くする…
さらにはメタンガス発酵でバイオマス発電も!固定買い取り制よりもずっと早くに取り組んでおられたその先進性に、驚きと敬意。勉強になりました。




日本農業経営大学校3期生の卒業研究発表会

3月15日、大手町のサンケイプラザで、県農大の先生方、AFJの会員企業、メデイア、関係者の方々の
参加で、13人の報告を聞くことが出来ました。
各人の事業計画、卒業後の経営計画をじっくり聞くもので、
全体として好評でした。自分の計画に、社会的なミッションを結び付けており、印象的なものが多かった。
写真は山形白鷹町に戻る小口君で、就職する農事組合法人で啓翁桜の販売増加、そのための商品開発など、卒業研究にしたものです。手にしているのは、現在の出荷規格では認められない小型の啓翁桜で、これを開発して、広く販売し、期間も長くするものです。
堀口は、米国のラン栽培の動きを思い出しました。米国のランも日本と同じく高級品、ギフトの位置付けですが、これに加え、1-2本立ちのランを土付ポットに植え、スーパーの入り口に並べて、ご婦人方が軽く買い物に入れ込む商品にしたのですね。切り花と同じ感覚で大いに売れています。また土付ポットが輸入品の競争相手を防いだことも大きかった。今までは切り花が何か成功すると、必ず、菊、バラ、カーネーションが中南米から輸入されました。
米国のランの庶民向け開発、それと同じ考えのように受け取りました。

2月11日に竣工式を上げた鳥取市別府発電所の更新を祝します。

大雪の中、車が出せずに参加できなかった方が多いとお聞きします。
堀口も行けませんでしたが、前の発電所、その全景が模型で詳細に
飾られるとか・・・・2枚の写真をいただきました。
3枚目は更新なったものですが、やはり長い風雪を経た旧発電所、思い出深いものですね。
関係者のご努力で固定買取にも載り、地域に貢献する新たな小水力発電所、
その誕生を祝います。