財団の理事も務めていただいている木内さんの和郷園、今まで伺っていなかったので堀口も同行。農事組合法人の多くの組合員農家と組んで、実に多様な経営をしておられる先進農業経営、いやむしろ総合農業事業体ですね。
スーパーや生協に加工野菜や冷凍の形でおさめ、また小売での廃棄野菜を受けてたい肥に、そのための一般廃棄物の集荷の免許も取っておられる。産業廃棄物の免許は取りやすいが、一般廃棄物の免許をいくつかの通過自治体の許可、よくとられた。数年かかったと!ハウスのトマト、溶液栽培だが、このように根の下にスクリーン。
これはメビオール社のフィルム農法。早大時代、医療から入ってきたこの微細なフィルム、ウィルスも通さないので、中近東で海水を真水に…などの売り方など、苦労された大学発のベンチャーで、一緒に議論した記憶があります。これが今はフルーツトマトに。水をなかなか通さないので、トマトにストレスを与え甘くする…
さらにはメタンガス発酵でバイオマス発電も!固定買い取り制よりもずっと早くに取り組んでおられたその先進性に、驚きと敬意。勉強になりました。