中国青島で帰国した技能実習生を幹部として雇用する朝日緑源とハルデインシャを訪問。

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3年間の期間を日本で働いて技能や仕事の日本的な段取りなどを学んだ技能実習生が、中国での日系企業の幹部として雇用される方向は、大いに期待されるものです。
これに成功する、アサヒビールの子会社である酪農と餌や野菜を栽培する朝日緑源と、日本で広く苗や花を育成・販売するハルデイン子会社を、訪問しました。
山東省からの誘致で進出したアサヒビールは、農業振興の要請にこたえ、安全・安心の酪農と農業展開に成功する。この幹部として、日本の酪農で働いていた実習生等に声をかけ、帰国後、幹部として採用する。
ハルデインシャは今も日本で大規模に種苗や苗育成を行い、多くの中国人実習生を雇用しているが、この中から中国帰国後、幹部として雇用しているのである。
問題は、日本での実習生の多くが単純労働の繰り返しであり、仕事の段取り等のマネージ的な役割を持つ機会がないことがある。熟練獲得に応じた報酬のアップもあってよいのではないか、とも思われる。
写真は、青島市内のスーパーでの朝日緑源の「唯品」の1リッター入りの牛乳は、22.8元(1元17円で換算すると388円!)で売られている。これでも安心の牛乳として中国の消費者に歓迎されている。
もう1枚は日本に船で出す前のハルデイン社の苗の状態である。土を使わずピートモスで検疫をパスする。
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