小水力発電がなぜ伸びないのか、と論文を書きました。

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よく紹介される再エネ期待の小水力発電、大いに推奨される割になぜ増えないのか、今まではその要因を見ることなしに一般論で済ます論文が多かった。これに対して、土地改良新聞などで水利権の重要さを書き、今回は特に非かんがい期の取水する権利がゼロか、極めて少ない実態を解説し、ここを突破しないと小水力発電は意味ある大きさに迫れないことを明確に述べた。
河川に水があっても(資源量から見ている人はここで発電量を推測するが)、かんがい水利権の従属としてなら、規制緩和で、簡易に発電水利権が取れると言われているものの、冬の時期の取水量の低さが大問題と指摘したのである。

2015年07月28日08時23分38秒0001

掲載している月刊雑誌『農村と都市をむすぶ』誌7月号だが、まだインタネットでは見ることが出来ない。半年後なので、図書館などで見てほしい。

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