旧野辺山開拓農協系の農家を主に構成されている技能実習生の受け入れ団体、この農家が参加する研究会で、
文科省科研費で研究している日本の技能実習制度、送り出し国のタイやフィリピンの調査も含めての報告、議論してきました。その折に、数年前から行っているこの地域で農家から聞き取りを、今回もして来ました。今回は、久し振りに川上村も回ってきて、夜の2-3時から始まる朝どり野菜のための、投光器を載せた軽自動車をみました。そうなんだ、このようにして・・・・と理解した次第。

そのあと、野辺山に急展開しているアグレスさんの雨除けハウス、そこで生産・出荷されているほうれん草を拝見し、その規模や経営の要諦を聞かせてもらいました。このようなハウスが野辺山に展開することをまったく考えていなかった私にとって大きな驚きでした。他地域からパート労働者を多く採用し、かつ技能実習生も雇用して、彼らの冬の仕事を確保するためにも隣県に農地を借りている工夫も学びました。

最大の労働力投入はやはり収穫なのですね。
