龍谷大の白石教授ら、前から淡路島・洲本市で再生可能エネルギーの具体化に取り組んでおられたが、今回、県の内外の人を集めて、現地見学を含め、各地の経験を学び一層の促進に貢献しようとする塾を開いた。堀口はソーラーシェアリング、小水力発電の講演をしたが、私自身も勉強になった。九大が力を入れ地元が展開している宮崎県五ケ瀬村の小水力発電、1級河川上流の準河川部分を大いに利用したものであったことを知った。自治体首長とのコラボで河川利用が早期にできやすい。
写真の小規模な小水力発電は、洲本市の戸数の少ない集落での直流型による開発だが、この場合も1級河川の最上流で河川指定が外れている水溪であった。水を水路に取り込む川の砂防堤は市が直轄で工事を行い
農業用水路を引いたものであり、この途中から臨時的に水を取り入れ、発電しているものであった。
この他にも再生可能エネルギーの利用を、市ではいろいろ取り組んでおり、各地からの参加者に多くの示唆を与えるものであった。
