茶色は刈り取り直前の小麦、他は田植え前の田起こし、代掻き、そして奥にはすでに田植え済みの水田が見えます。こうした、アジアモンスーン地帯での水田の上に、裏作麦を植える農法は世界でも稀有です。江戸時代以来の2毛作で、耕作利用率200%の有効な土地利用ですが、残念ながら、高度成長以降、兼業農家が増えるにつれ、稲の田植えが5月のゴールデンウイークに移り、刈り取り時期に至らない麦が捨てられました。
まだこのサイトは整理されていませんが、それはこれからおいおいすることにして、まずは堀口が持つ関心事項を挙げておきます。
