宮城、岩手と異なり、帰還困難区域(立ち入り禁止)が町内にある富岡町、もっと早く訪問すべきだったと反省。2013年の春から農民が自ら除染し、水田に稲を植えそれをバイオエタノールにする活動を間接的に応援していたが、今年の春から除染がなされる水田3枚・1.2haに食用の稲を植えるとのこと、応援せねば、と思う。
あちこちの仮設住宅から農民が集まり、立ち入り制限区域(昼は滞在できるが夜間滞在はダメ)にある稲作に注目したい。写真は立ち入り制限区域にある常磐線富岡町駅の様子(津波に襲われたまま)と津波にのみこまれ殉職した警察官の載っていたパトカーの残骸(当日、橋の上の道路に最後まで踏みとどまり救助に従事していたものと思われる)。津波、そしてようやく昼間の立ち入りが認められた地域の見回ったが、そのままであり、ほぼ無人の街を歩いたり見たり…・禁止区域の境まで行ったが、異常な状況。そこを何とか水を引き、もとの水田に復活させる活動である。

