ソーラーシェアリング、その世界では知らない人はいない先駆者であり、また実践家でもあります。海外にもモンゴルをはじめ普及に力を入れておられる。高崎市の中里を主に、計17haの面積でソーラーファームを展開しておられ、農業は農地所有適格法人ファームクラブが担う。多くの若者が働き、そして農福連携にも力を入れている。訪問当日は11人の新入社員の研修会でした。若々しいですね。
その後、施設園芸を主に、コーヒーやキュウリ等を見学。さらにはこれから展開する上細井の8.4haの新規取得の農地に、いちご11棟、トマト4棟、その他等、施設園芸を主にソーラーで取り組まれる。その場合、構想として、施設はファームドゥが設置・提供し、それを受ける若者が経営する仕組みをスキームとして展開するという。
ソーラーシェアリングは、経常利益は電力が圧倒的で、農業はしっかりしているが経常利益としては十分な成果が出ない。農業は栽培はよくできているものの、収益性がなかなか成果が出ないことが多い。ここを経営が任される若者の力で突破してもらいたい。
写真は、コーヒーやキュウリだが、結構、太陽光パネルが多く載っている。また、ハンドルでテーブルを動かすことで、通路面積を少なくする工夫には感心した。