早稲田大学が今年から始めた大きなプロジェクト・農業重点領域研究で、その一環である農福連携を現場で学ぶべく行ってきました。障害を持つ人も農業の生産、販売に取り組む様子、それを支援する人々、百聞一見にしかず、ですね。
夏場は主に屋内の活動ということで、朝に収穫した玉ねぎ、ホウレンソウなど、選別、パック詰めなどの作業です。機械選別ではなく、サイズ別の選別も手作りの選別機を一人一人担当し、段ボールに分けていました。写真は、最終出荷までのほうれんそうの選別です。
まだ最低賃金の水準にいってないようですが・・・・喜んで取り組まれる様子、印象的でした。
特例子会社が大手企業により受け入れ義務の達成のため設けられていますが、農業との関係をもっと深められないか、あるいはすでに社会福祉法人で先行していますが、農業へのハンデイの方の受け入れ、両者の関係が考えられないか。
またハンデイの彼らに向いた機械や装着型の補助機械など、開発されてよいですね。
一般農家との関係は、など、いろいろ考えねばならない課題があることを実感しました。