7月初め富山県の応援で、稼働して1年経過の山田新田用水発電所や他の予定箇所を回ることが出来ました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

小水力発電の先進県・富山県を見学することが出来ました。新規発電水利権を取得して、従属水利権の範囲だと非かんがい期の水量が落ちるのを、年間通して同量の水利権取水量にした山田新田、この経緯をお聞きしました。かんがい事業を行っている中で、皆、途中の放水路で大きな落差がありこれを利用すれば発電ができると感じていたことが大きい。売電単価を含めいろいろ考え、新規の発電水利権も早くから折衝していたのですね。
発電所の前の掲示板には発電量が時々刻々示され、地域資源が地元に貢献していることがよくわかります。
20140708富山県山田新田用水発電章
富山県は平成24年に県土連を通じて一斉に小水力発電適地調査を終えているのが素晴らしい。他県と比べて多くの小水力発電が稼働しているが、さらに適地を求め、固定買取の条件を入れながら最大出力を計算している。下記の写真の場所も、落差を相当の高さで水路に平行しての導水管に取り入れることで確保している。富山県のかんがい用水はそのほとんどが非かんがい期も相当の水量を持っているのは強みである。なおさらに新規の発電水利権を求めるのは、河川の流況状況で難しいらしいが・・・
20140708富山県

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です