『さくらんぼ社長の経営革命』矢萩美智著が中央経済社から出版されました。

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訪問するたびに、いろいろ勉強させてもらっている矢萩さんが内容のある本をこの6月初めに出版されました。中央経済社・2700円ですが、一気に読める・引き込まれる本です。

山形県天童市で株式会社やまがたさくらんぼファーム(王将果樹園 & oh! show! cafe)を経営する矢萩美智さんの最初の著書である。250ページを超えるから厚いな、と思ったのだが、一気に読み終えるほどの内容ある本である。自信をもって推奨したい。
サクランボを主体にした観光農園の展開史だが、いくつかの経営危機を乗り越える話が横軸にあり、それぞれのトピックを客観的に説明する縦軸があって、うまく筋が展開していく。
パフェの展開の話が観光農園の全体の展開のそれと絡み合い、農福連携が従業員の雇用の話とも結びつき、コロナ禍の乗り切りが経営戦略に絡んでいる、と堀口は見ている。経営戦略は企業秘密でしゃべるものではないとしているが、読むことで大筋を学ぶことができる。

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